🐻熊本県八代市でブロードリスニングを実施
私たちdemocracy-Xは八代市長の小野泰輔さんと連携し、八代市の市民の皆さんの声をブロードリスニングの技術を活用し、可視化いたしました。
ブロードリスニングとは
ブロードリスニングとは、多様な市民の声を広く収集・可視化し、意思決定に役立てようとする取り組みです。従来の手法では把握しきれなかった膨大な市民の声を、AIの力を借りて効率的に分析し、有益なインサイトを提供することができます。
使用技術:広聴AI
今回の八代市でのブロードリスニング実施にあたり、デジタル民主主義2030のコミュニティで開発されている「広聴AI」を活用しました。
広聴AIは、米国AI Objective Institutesが開発した「Talk to the City」をベースに、日本の自治体や政治家の実務に合わせて機能改善を施したオープンソースのAIブロードリスニングツールです。GitHubで公開されており、誰でも活用することができます。
広聴AIの特徴
- 効率的な分析: 膨大な手作業を要することなく、多くの市民の声を効率的に分析
- 可視化機能: 複雑な意見の構造を分かりやすく可視化
- オープンソース: 透明性の高い開発プロセスと自由な活用が可能
八代市での成果
今回のプロジェクトでは、八代市の市民の皆さんから寄せられた声を分析し、以下のような成果を得ることができました:
このレポートにより、八代市の課題や市民のニーズがより明確に見えるようになり、今後の政策立案や意思決定に活用されることが期待されます。
今後の展開
Democracy-Xは、今回の八代市での取り組みを皮切りに、以下の活動を積極的に推進してまいります:
🚀 行政DX支援の拡充
- 他の自治体との連携拡大
- ブロードリスニング手法の標準化
- 導入支援体制の構築
🤖 AI活用の推進
- 広聴AI の機能向上への貢献
- 新たなAI技術の導入検討
- データ分析手法の高度化
私たちの使命
Democracy-Xは、テクノロジーの力で民主主義をより良いものにしていくことを使命としています。市民の声が政治に反映される仕組みを技術で支援し、透明で参加型の民主主義社会の実現を目指してまいります。
今後も行政のDX支援やAI活用の推進に最大限取り組み、日本の民主主義の発展に貢献してまいります。
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お問い合わせ
このプロジェクトに関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお声がけください。 contact@democracy-x.org